得難い一日でした。
こういう経験は、今後そうそう出来ないのでは。
そう感じます。
2,3日前から変な動悸と不眠傾向、食欲不振があり。
大会前日は異常に体が軽く、逆に気持ち悪いくらいで。
当日はレースを経る毎に増悪する、
得たいの知れない疲労感とめまいに苦しみ。
それも、ラストの8継が終わったら嘘のようによくなり。
そうか、これがプレッシャーというやつなのだな、と。
終わってから気がつきました。
自分はそんなものには無縁だと思い込んでいたんだけどなー。
実は自分、メンタル強いわけじゃなかった。
総じて、自分のレースが出来なかった。
目先の結果を求めるあまり、地に足がついていなかった。
2バタの優勝は、中盤の日和をラスト15mの意地と根性で相殺してギリギリ。
1バタは、もうグチャグチャで、肝心なところはよく覚えていない。
2フリは、もっといけた、ぜったい。
1位トンペイとの差は、僕とハヤサカ君との差、そのまんま。
レースに恐怖していた。
短絡的に結果(勝敗)を求めてしまった。
自分自身の限界にチャレンジできなかった。
それが僕の敗因だとおもう。
喪失感がある。
毎年感じる、“来年こそは”が、今年は無いから。
“来年こそは”がある後輩がうらやましくて仕方ない。
そんな、いままでにない経験、感情ぜんぶ含めて、得難い一日でした。
最後の年でしか得られない感情だろうから。
力に換えて、前に進もうと思えます。
実は、感傷的になっている一方で、
具体的な改善点と改善方法もたくさん頭に浮かんできていて、
あと3週間でまだまだ速く、強くなれると確信しています。
引退まで残りわずかですが、どうぞよろしくお願いいたします。
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