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市民講座

先週末、大学で市民公開講座『トップアスリートから学ぶ』を聴講。
メインゲストはデサントの柴田亜衣氏。

“怪我の予防とトレーニング”という題目に惹かれて来場した選手や、
より専門的かつ具体的なトピックスを求ていた聴講者にとっては、
ちょっと物足りない内容だったのかも…なんて印象を僕はもちました。

それでも、『市民講座』としては興味深い内容も多かったし、
柴田選手のメンタル的な話は、競技において即効性のあるヒントにはならないかもしれないけど、
若い選手にとっては特に、時間をかけて“じっくり効いてくる”話だったんじゃないかななんて、
ちょっと年寄りくさく思ってみたりもしました(笑)

変にこなれずに、丁寧に自分の考えを言葉で紡いでゆく柴田選手はとても魅力的でした。
なにより謙虚。
トップスイマーにはこういうタイプの選手が多いように感じます。

講演会ってのは、学会とかとは違って、
そういう“じっくり効いてくる”側面を、もっと積極的に楽しむべきなのかもしれません。



********



同時講演は水連の金岡Drでした。
金岡Drの講演は2回目(内容はほとんど同じ)だったんだけど、今回も、
スポーツ医学領域はいろんな意味で興味深い部分が多いと気づかされるよい機会となりました。

運動生理やスポーツ障害の病態生理の解明、その克服法の発展を望むことはもちろんですが、
もっともっと、「現場」と「学者」の橋渡しが密になればいいのにっていつも思います。

筋電図の波形をいかにして現場のトレーニングにまで落とし込むのか。
その思考過程とノウハウは、まだまだ研究の余地がありそうです。

で、ちょっとだけ話の方向は変わりますが。

今回は前回講演の「一般向けダイジェスト版」みたいだったから余計にそう思ったんだけど、
「水泳選手の48%は腰に障害を持っています」
なんてドンと出されたら、いかにも水泳は腰に悪そうなスポーツだなって思っちゃうよね、きっと…

一般スイマー(僕くらいの選手含む)の運動強度と、インカレ・ジャパンレベルの選手の運動強度は、
もう別のスポーツといってもいいんじゃないかってくらいに、
その世界がかけ離れすぎていることをもう少し強調していただきたかった…かも。

というわけで、それぞれの世界をちょっとだけ垣間見るために(?)、
僕が昔経験した、あるいはトップスイマーがやっているのを見たり聞いたりした、
「印象深い練習」をいくつか紹介!

*********



僕が経験した印象深い練習


・50mx200本(これはわりと最近)

・50mx8本35秒サイクル(当時のベスト31秒…)

・400mノーブレハード(中学のとき)

・1000バタx3本(Tシャツ&スイムベルト着用)

・50mハード!ベスト出るまで!!(無茶)

・「それじゃW-Up、100を16本1分30秒サイクルで、Descendingしてきてー」(朝5時半のプールで)

・2時間泳(中学のとき)

・「脚の腱が切れるまでキック打てや!!」(意味不明)

・レストで胃液吐きながらラストハード(大学。いろんな意味でオールアウト)


…他、多数。
非科学的?
いやーそれでも、いい思い出ばかりです(笑)




トップスイマーがやっているという印象深い練習


・1500mx3本(柴田選手の高校時代の朝の日課だって!)

・25mx10本30秒サイクル、オール潜水バサロハード(背泳ぎ酒井選手)

・50mバタフライ100本(福岡大が部員全員でやってた)

・50mx10本、ベストアベレージ測定!(山梨学院が毎週水曜朝の恒例としてやってた)

・100mx30本バタフライ、オールハード(甲府の某女子選手)

・1500mx4本、Descending

・フェルプス選手の錘付バーティカルキック(NHKスペシャルで有名になったやつ)

・「練習後は毎回、シャワーを浴びるときには腕が上がらなくて頭が洗えなかった」(by鈴木大地氏)

・毎晩意識を失うまで腹筋(これはスイマーじゃないけど)

・一日の水中練習8時間(シンクロ)

・朝5時起床で腹筋2000回、ラン10キロ、その後12時間練習…を毎日(飛び込み中国代表)


…他多数。


こうやってちょっと並べただけでも、
健康志向スイマーと僕とでも、僕と一流スイマーとでも、
練習でみえる「世界」が違いそうだなってことはなんとなく感じられると思います。

もちろん、他にもいっぱいあります。
読者の方で、「俺はこんなんやったぜ!」ってのあったら教えてください。


こういうエピソードは大好きなのです。

限界なんてないって思えるから。
そして、才能が違うと決め付けがちなトップ選手たちだって、
信じられないくらいの努力の基盤のうえに立っているんだってことがわかるから。



*********



それでは今日はこのあたりで。
読んでくれてありがとうございました。


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No title

柴田選手は非常に謙虚でしたね。
なつも学問的部分と現場がもっと近くなればいいのにと思います。

なつがとても覚えている練習は、中学生の時にやった、
200IM×5本(くらい) 3分サークル
当時のBestが3分10秒くらいだったのに全部回ってました。
伸びざかりってすごいと感じました。

まだまだエピソードあるので、語り合いたいです♪

スゴっ…

400mノーブレハードを
"いや!無理だろ!"
…と、考えてしまう僕はまだまだ常識にとらわれているだけなのでしょうか?笑

まだまだ一流選手へは遠い…

No title

PTの場合は、専門向けの講習会で
「水泳選手に対しての最新トレーニング講座」とかが開かれたりしています。
けーごの場合はこうゆうのに行った方が楽しいかもな。

水泳のバイオメカニクスなどはやっぱりPT領域の方が詳しいので、
英語の論文(邦文より詳しい)読んでみるといいかもね。


平岸プールが使えなくなったので、来週厚別区民プールで泳いで今年の泳ぎおさめをしてきますわー。

>皆様

>Nuts
謙虚だったね。
先天的なものももちろんあるんだろうけど、
水泳、特にディスタンスの練習(限りない反復練習)による後天的なものもあるのかもしれませんね。
「昔自慢」みたいになってしまいそうですが…
無茶なことほど今となってはよい思い出ってのは確かにあります。
語り合いましょう!


>てるぃー
いや、400ノーブレハードはさすがに無理です、人間として…
てか5分以上息止めるだけでも普通に無理だからね。。
ターン前後でいかにちょろまかすかばかり考えていたよ!
毎日キャプテンほんとにお疲れ様です◎


>なおとさん
興味深いです。
ぜひ機会があれば!
しかし今回の講習会もおもしろかったです。
年をとるにつれ、また変わってゆくのかもしれません。
てか平岸使えなくなったんですか?
道学に向けて長水練したかったんですが…
年末はなにかと予定が狂いがちですよね。。


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keigo

Author:keigo
試される大地、北海道・札幌在住の大学生。
現在医学部6年目、国家試験に向けて日々勉強中。
趣味は競泳、読書。

心に残ったこと、残しておきたいことを、読書日記を軸に書き留めていきたいと思います。
週2~3回くらいの頻度で更新していきます。
コメント・トラックバック熱烈歓迎です。

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