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根本思想とコミュニケーション~伝わる・揺さぶる!文章を書く

伝わる・揺さぶる!文章を書く (PHP新書) 伝わる・揺さぶる!文章を書く (PHP新書)
山田 ズーニー (2001/11)
PHP研究所
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ある母と子の会話。
以下、本文より引用…


その晩、息子は、彼女と大ゲンカして帰ってきた。
彼女の留学のことが原因らしい。


息子
「俺は、べつに彼女をしばる気はないんだ。彼女は自由だし、
やりたいことをやればいい。だから、彼女が留学するのは、ちっとも反対じゃない。
ただ、ここで問題なのは、彼女の動機だよ。
安易な留学ブームにのっかってるだけじゃねぇか、だいたい、
そんな、あいまいな気持ちで留学したって、逃げてるだけじゃ…」




「淋しいんだね、おまえ」




見事な要約!!
息子はなにやらごちゃごちゃ言ってるけれど、
おかんはすべてお見通し。
息子の言葉に“淋しい”なんて言葉は一言もでてこないけれど、
根っこにある想いは、
「淋しい」
の一言に要約される…

要約とはそんな“根本思想”を探る作業だ。
自分は、相手は、何が言いたいのか。
何を伝えようとしているのか?
根本思想には嘘をつけない。

このことを考えはじめたとき、
文章が、コミュニケーションが、
少しずつ変わってゆく気がする。

この本はPHP新書のベストセラーなんだけど、
題名にあるとおり、
きちんと機能する文章技術を得ること、
すなわち、
人の心を“揺さぶる”ことで“伝える(伝わる)”、
そんなコミュニケーションを目指している。
一般的な“正解”テンプレートを列挙した文章指南書じゃなくて、
文章表現のための思考技術を、
読者みんなに問いかけている。

おもしろくて役に立つ、具体的な事例が満載。
「謝罪文の書き方」なんか、感動しちゃったよ
すでに実践済み!
興味のある方はどうぞ→http://www.1101.com/essay/2001-09-05.html
そんなわけで、全体として読み易い構造になっているんだけど
中身はとーっても濃い一冊になっている。


自分の腑に落ちるまで、自分の生き方にあった言葉を探し、
言葉を発見し、自分を偽らない文章を書くことによってのみ、
読み手の心は動くのだ。



自分の考えを伝えるために、
自身に問いかけ、もがきながら、表現する。
自分の心も相手の心も“揺さぶる”ことができたとき、
文章は“伝わる”。

コミュニケーション能力という意味ではもちろんだけど、
人生におけるあらゆる場面で、
表現することは生きること
なんだろうね、きっと。

僕にはまだまだ、
鍛練が必要みたいだ


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keigo

Author:keigo
試される大地、北海道・札幌在住の大学生。
現在医学部6年目、国家試験に向けて日々勉強中。
趣味は競泳、読書。

心に残ったこと、残しておきたいことを、読書日記を軸に書き留めていきたいと思います。
週2~3回くらいの頻度で更新していきます。
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