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志望動機

「なぜ医者になろうとおもったんですか?」

いままで何度も訊かれてきた質問。
僕があまり好きではない質問。

皆さんは自身の職業、あるいは将来目指している職業について、
その志望動機を他人にうまく説明できるでしょうか。
僕は、苦手です。

この類の質問が苦手な理由はいくつかあるけど、
大きな理由のひとつとして、
「ひとことでは言えない」ってことが挙げられます。
さらにいうと、その「志望動機」自体だって、
日々の学びの中で常に変化してゆくものだとおもうからです。

先日も外病院の先生におなじような質問をされて、
困ったから仕方なく「手に職をつけたくて」みたいに答えたら、
がっかりされたというか馬鹿にされたというか、
「君たちの中には“熱い”理由で医師を目指した者はいないの」
「たとえば“家族が病気になって助けたいと思った”とかさ」
みたいに、“最近の若者は~”的なノリで言われて。
(実際、そういう類の答えを求めてくる人は多いと思う)

でもさ、そういう経験(親しい人の病気や死など)ってのは、
「きっかけ」であって「志望動機」ではないんじゃないか。
「きっかけ」はだれにだって様々にあるとおもうけど、
そういうひとつひとつの「きっかけ」に色んなことを見出して、
経験や学びを積み上げることで自分の中で昇華させ、
「この先自分はいかに生きるか」
を考え導き出すのが、「志望動機」なんじゃないかとおもう。

だから、あたりまえだけど、
初めて医師という職業を意識した高校生の頃の僕と今の僕では、
「志望動機」はずいぶん違ってきているわけだし、
これからも変わってゆくんだとおもう。
そして、それが自然だともおもう。
(根っこにあって変わらない大切なものも勿論あるだろうけど)
そういう、言ってみれば『自身の生き方についての考察』を、
雑談の流れで簡単に説明するのは難しいと感じる
(親しい間柄でじっくり話し合うなら別)。

でもそれは結局、僕のコミュニケーションスキルの問題だよね。
端的かつ場に応じて、自分の考えをうまく表せたらいいな。

改めて考えてみたけど、いまの僕なら、まず一言、
「やりがいがあると思ったから」
と答えるかな。
で、その後話題が発展する余地があったら、
そのとき僕や相手が考えている“やりがい”について、
一緒に深めてゆけたらいいな。

模範解答なんてなくてもいいし、
考え方もひとそれぞれでよいとおもう。


今日から国家試験が始まりましたね。
先輩方の熱い“志望動機”が成就することを、
陰ながら応援したいとおもいます。



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非公開コメント

>僕があまり好きではない質問。

同感です。
好きでないというより、その人を評価するのに意味がないと感じます。

今どう考えているかがよっぽど大切です。

学生のときは
「テストで通るために勉強」
「面倒だけどやってみると面白いから」

などの理由で過ごしていた人間でも

働いて、命に触れ
無力さを知り

「患者さんのためになんとかしたい」
と思えば、それが最大の動機となり、自分も必死になるはずです。

もちろん正解なんかなくて
十人十色かもしれませんが
僕はそうありたいと考えています。

この職業は
火傷しそうに熱いですよ

今度一緒に救命病棟24時でも
見ましょう(笑)



>ゆづるさん

おひさしぶりです。

そうなんですよね。
「評価」されるのが嫌なのです。
熱い話を聞くのは好きなんですが。。

火傷しそうに熱い現場で、
自分のもつ力すべてをかけられるような仕事をしたいです。
ほんとに、気の遠くなるほど、まだまだ、ですが…

ゆづるさん久しぶりにお話聞かせてほしいです!
お忙しい時期だとは思いますが、
お時間あるときにでも、ぜひ誘ってください!!

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プロフィール

keigo

Author:keigo
試される大地、北海道・札幌在住の大学生。
現在医学部6年目、国家試験に向けて日々勉強中。
趣味は競泳、読書。

心に残ったこと、残しておきたいことを、読書日記を軸に書き留めていきたいと思います。
週2~3回くらいの頻度で更新していきます。
コメント・トラックバック熱烈歓迎です。

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